2009年4月19日(日)10〜16:00
丸谷は終日現地に滞在しています。
木造平屋建の終の棲家です。終の棲家のプロトタイプとして設計した「吉井町の家」を
雑誌でごらんになり、依頼があった住宅です。
この地域は、地区計画(建築協定)があり外壁後退1m、最小敷地面積180㎡という制約があります。
今回の建築は建て替えです。しかし、既存の地下車庫があり、敷地を2分割しています。
その結果、将来の変化にも対応可となっています。間取りは、一つながりの空間です。
平屋の良さを生かすため、緩勾配の優しい空間を創りました。
南北の風のながれ、景色の流動、そのために欄間を駆使し、内外一体の住空間を表現しています。
設計監理・丸谷博男+arts & architecture 施工・(株)エムエー


これは寝室もかねた和室です。
天井と壁との間に隙間があり、天井が浮いています。これは、四周に回ります。
地面からの反射光を受け、静かな癒しの光を受け止めます。