お盆明けでしたが8月17日に築25年の建物を訪ねて来ました。
私が33歳の時に担当した建物です。
修士論文で実測調査しました木曽の民家を原風景としてデザインしたものです。
当時はメンテナンスフリーと自然エネルギーの活用を最大限表現したつもりでした。
・屋根材は三井金属の「錆無しルーフ」、これは亜鉛合金版です。
・外壁は、2階は鉄骨造に無塗装の遠州杉厚24㍉、1階は打放しコンクリートです。
・軒を深くし外壁の劣化を守っています。
・軒点はケイカル板にアクリルエマルジョンペイント。これもペンキを塗らない方が良かったと反省。パテ処理しているところからはげていました。塗れば剥げるの理ですね。
デザインは,オーソドックスな寄せ棟。設計時から2階が少し立ち過ぎと思っていましたが、今となるとそれほど気にならなくなっていました。(厳しくはもう少し1階の階高を低くしたかったですね)
現地は、静岡県浜松市天竜区春野町気田111です。
8月30日(木)に見学会を開催します。
気持ちはいいのですが,かなりの山奥です。鮎釣りのいい場所ですよ。
ご希望の方は,お知らせください。




