北から南から通信
昨夜は、新建東京デザイン塾の第5講座「デザイン原論2」が始まりました。
今回のテーマは、「プロポーション」でした。
簡単そうで難しい課題に取り組んで見ました。
36歳の時に取り組んだ「吉祥寺東町の家」で何を実現したのか。その時にプロポーションを良くするため、どのような工夫をしたのか。機能と形との結合。そのことを説明しました。また、手書きの図面を持参しました。
その次は√5の黄金比、日本で発達してきた√2の白銀比(A判の
紙のプロポーションです)、コルビュジェのモジュロール、吉村順三・奥村昭雄から受け継いでいる吉村スクールのモジュールを発展させた丸谷モジュールなどを解説しました。デザイン塾校長の山本厚生氏の折り紙による黄金律の解説は感動ものでした。
世界で初めての解説法です。コルビュジェにも伝えたいですね。
最後は、立面図と目で見る形の違い、何処を見てプロポーションを考えれば良いのかを解説しました。
次回は、「シンメトリーとアンシンメトリー」これも難題です。これから二週間、教科書づくりに取り組みます。
■講演 /
呼吸する家のデザインから
passive solar houseへ
日時: 4月20日(金)15時~17時
場所: コア・いけぶくろ
講演: 丸谷博男氏
参加費: 1000円 終了後に懇親会 別途1000円
昨年の3.11より取り組んできました「そらどま」システムをようやく完成しました。
格安でシンプルなシステムです。
そのプロセスを皆様にご紹介しますのでご活用下さい。
また、脱エアコンのシステムも作り上げることが出来ました。これも目から鱗ですよ。
静かな住宅空調の革命です。