■リフォーム事例現場研究会を開催しました。
8月12日(日曜日)10〜12時
現場/東京都世田谷区羽根木
・築25年の木造建築の状況(雨漏り)
・耐震補強方法の実施例
・断熱工法、通気工法、可変透湿シート施工例
・遮熱シートの施工法
・輻射冷暖房の配管状況
現場に来られたのは設計者、工務店の皆様約10数名。
カタログで見るのとは大違い、実感を持って「呼吸する家」の建材の使い方を学んでいただきました。
下屋回りの断熱に一工夫が必要
ウッドファイバーが詰まった断熱施工、この上に可変透湿シート「インテロ」が貼られます。
このシートは、冬には壁体内に湿気が入ることを防ぎ、夏には透湿するという日本の湿潤な夏の気候にあった気密シートです。
省エネ、長寿命に欠かせないものです。
オーディオルームの床施工
スピーカーの載るところは下地を密にしています。また、左右の壁は厚みを変えて音が偏らないようにします。
配線配管のようす。
壁部分に可変透湿シート「インテロ」が施工されています。
重要なことはシートとシートを気密テープで固定しているとこです。一度壁を塞ぐと建物の寿命と同じだけ、耐久性がないと使えません。問題は、信頼度です。
下屋の垂木間に断熱材ウッドファイバーを入れ、その下に通気する隙間を確保しながらアルミの遮熱シートを張ります。
これによって、総合的な断熱が完成します。